近年グローバル化が急速に進展する中で，英語によるコミュニケーション能力は、生涯にわたり全ての人がさまざまな場面で必要とされることが想定されるようになりました。これに伴い新学習指導要領では小・中・高一環して

 

①言語や文化に対する理解を深め積極的に英語を用いてコミュニケーションを図ること

②情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりする力を身に付けること

 

を目標として掲げリスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの英語4技能を総合的に育成することをねらいとしました。

 

このような日本における英語教育の変化に伴い、高校卒業時/大学入試時に求められる英語力が、「知識としての英語力（語彙力・文法力・リーディング力を主とした、コミュニケーションを伴わない受動的な英語力）」から更に高度な「実用的な英語力（英語4技能を通して、論理的思考で積極的にコミュニケーションができる英語力）へと変化してきています。

 

実際に、大学入学試験の要である共通テスト(旧大学入試センター試験)では、4技能のうち、リーディング及びリスニング力を測るため、実際のコミュニケーションを想定した目的や場面、状況において多くの情報を的確に理解し、解答する形式に大幅に変更されました。また、総合型選抜・学校推薦型選抜や一般選抜でも、英語4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)を測る民間英語資格・検定試験の活用が、幅広く採用されるようになりました。

 

このような大学入試の変化に対応するため、高校英語コースでは、生徒さん一人ひとりの性格、強み・弱点、進学目標、学校の成績(GPA)を総合的に分析した上で大学受験方法(一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜)を早い時期より一緒に検討し、① 学校の英語授業の予習復習および定期試験対策を行うことによる成績(GPA)の底上げと、② 英語資格検定試験対策による英検等の合格/高得点取得を実現し、志望した大学への合格を目指します。